杯兄弟ともう１人の弟シリーズ
□保育園誘拐未遂事件
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１,保育園誘拐未遂事件
〜 「よかったじゃねーか、仲間が増えてよ。｣
「なに怒ってんだ？新一。
心配すんなって‼
俺、生まれた時から新一が隣にいて、なんかこいつと離れたらダメだって感じてよ、喋れねーから泣くしかできなかったけど、新一とは絶対切れねー絆があるって感じてんだ。
だから心配すんなよ！新一は俺が守ってやるからな！｣
俺はルフィはなにも知らないから、なにもできないから、俺がついててやらなきゃダメだと思ってた。
でもそうじゃなかった。
ルフィは知らないうちに俺を守ってくれていた。
俺が１人にならないようにそばにいてくれてた。
いつも一緒にいることが当たり前だと思ってて、今日ルフィが蘭や園子と仲良くしていることが気に入らなかった。ルフィが取られるような気がして嫌だった。
でも、ルフィはそんな俺のことはお見通しだった。
ルフィはずっと一番に俺のことを見ててくれたんだ。
俺はルフィが俺を守ってやると言ったこの言葉を忘れることはないだろう〜