HTFこの町でbook!
□ありえない
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後ろから突然声が聞こえた
それに反応したランピーが振り返り、声の主を確認した
「あ、ラッセル今日暇だって言ってたよね?」
どうやらこの人がここの家に住んでいるラッセルと言うらしい
想像していたのと全然違った
そこには私が思っていた筋肉ムキムキのひとではなく
普通のイケメンお兄さんだった
まあ、確かに格好的には海の男だけど···
「ああ、そういえば言ったなそんなこと」
「暇ならこの子預かってくれない?」
「は?」
いきなり言われたらは?ってなるだろう
もっとちゃんと説明しようよランピー
「じゃあよろしくね」
とか言って何処かに行こうとしている
おいまてランピー
連れてくるだけ連れてきてあとはよろしくーじゃないよ
とか思っている間にランピーが凄い速さで走っていった
気まずいです
なにこの雰囲気無理です
しばらくの間二人の間に沈黙がおとずれた
そんな沈黙を破ったのはラッセルからだった
「まあ、取り合えず中で話聞くわ」
と言って玄関を開けてくれた
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