たいばに。
□小さな約束
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特になんと言うこともない夜だった。
いつも通りに宿題を片付けてから、寝る支度をしようと椅子から立ち上がろうとした時、ふいにベッドで雑誌を読んでいたエドワードが「イワン」と声を掛けてきて。
「なに?」と返事を返すと、エドワードは読んでいた雑誌を閉じてから、上半身を起こして人差し指を上に突き上げた。
「星、見に行こうぜ。」
そして、いつも通りだったその日の夜は、エドワードの一言から、あっという間に特別なものに変わったんだ。
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