たいばに。

□It can do what.
2ページ/9ページ






そして今、バニーは俺のベッドで眠っている。



あの後一回は目を覚まし、ひっきりなしに
『一人で大丈夫ですから』と言っていたバニーだったが、俺の家に着き、ベッドまで連れていった直後、ほとんど倒れ込むようにしてベッドに埋もれてしまった。

それはもう本当に、俺が支えながら家に運んだことがなければ、きっと玄関にたどり着くことさえ難しかっただろう。
と思わずにはいられない程の倒れっぷりだった。


それからバニーは、事切れたかのように眠りつづけ、俺はそんなバニーの横で、看病まがいのことをしている。





.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ