もう一度幸せを
□信じるもの
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『俺のことは白雪と呼んでくれ・・・』
しょうがないけど今は"苗字で呼んでおこう。
きっと名前で呼ぶ日が来るから今は我慢しておかなきゃね♪
ウフフ・・・私ってばいい子!
「わかりましたぁ♪紫、白雪先輩にぃ、信用してもらえるように頑張りますねぇVv」
信用してもらうためなら、何でもしてあげる。
『・・・そろそろ皆来る時間だな、運んでくれないか?』
これでもダメなの?どうして、他の男は皆騙されるのに・・・
心の中で呟きながら料理を運んでいく。
こんなことなんかしたくないのに・・・
そして運び終わった後次々の紫の王子様が集まってきた。
挨拶は蒼先輩が担当。
『えーっと、じゃ・・・・いただきまーす!!』
その姿は子供のようで可愛らしかった。
だけどそこに邪魔が入る。
小坂田「おかわりはここにあるんで持っていってくださーい!!」
小坂田さんだった。
とても元気な子で素直で羨ましかった。
『えらいな、いい子いい子してやろーか(妖笑』
えっ・・・なんで、どうして?
私には笑ってくれなかったのになんであいつに笑うのよ!?
私の邪魔は許さない。
「皆さぁん、向こうで食べましょぉー!!」
これ以上は見たくなくて声をかける。
『あぁ、そうだな・・・』
やっぱり・・・私には笑ってくれない・・・
なら、消さなきゃ・・・
邪魔者は排除しなきゃ・・・
どんな手を使っててでも蒼先輩を私のものに・・・
青学のマネージャを排除しなくては・・・
〜紫side〜