もう一度幸せを
□この時間(トキ)で
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帰る途中で話しかけられ急に謝ってくる丸井君の姿。
普通は許すと思う、だけど私は
『いきなり何?迷惑なんだけど、私に近づかないでくださる??・・・まぁ、合宿中は無理だと思うけれど・・・』
冷たく凛とした表情で淡々と話す。
遥の瞳は今、何故か悲しい色をしていた。
仁王「すまんかった・・・」
そんな3人の態度が私は気に入らない。
『帰る・・・・』
3人に背を向けて歩きだす。
合宿で"と言う言葉を残して―
『景吾のところでも行くか・・・・』
小さく呟いた声は風によってかき消された。