もう一度幸せを
□復讐の第一歩
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『・・・一つ、忠告しておくわ
私の、この手で復讐をして差し上げましょう』
妖しく笑みをこぼす姿は悪魔と言ってもいいくらいだった。
片手で何かを掴むように憎しみのこもった手で二人を見る。
ブン太「遥・・・おm「こんなところにいたかい?仁王に丸井」・・・幸村」
私の背後から現れた幸村君。
仁王「集合か?」
幸村「うん、少しね。遥も来てくれる?」
さっきまでの空気が嘘のように消えていった。
『別に、いいけど・・・』
それを了承して部室へと向かう。
空に浮かぶ夕日が何かを伝えるように感じた。