もう一度幸せを

□真実と仲間
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『上木・・・今日は車で送ってくださる?』



鳥が鳴く空を見上げて私は上木に話かける。



上木「はい、わかりました。すぐに仕度をすませます」



『・・・ありがとう・・・・』



小さく呟くと上木は少し微笑んで部屋を去っていった。



いつもは車じゃなく徒歩だけど今日は車で行く。



私は昨日景吾と話して真実"を話すことにした。


――――――――――――――――――

跡部「本当にいいのかよ・・・すべて話して」



夕日の輝く空を眺めて二人は話す。



『えぇ・・・信じてくれないかもしれないけど・・・私は話す』



私を信じてくれる皆にずっと黙っているなんてできなくて相談をしていた。



跡部「遥がいいなら別に拒否はしねーが・・・気をつけろ」



頭を少し撫でて帰っていく景吾の姿を見て


『ありがとう景吾・・・・私、もう決めた』


すべてを話すよ。


―――――――――――――――――――


<ザワザワ・・・>


車で学校へと向かった。


他の生徒の視線が気になったけどそんなものはすべて無視。


「遥様、おはようございます。さぁ、教室へと向かいましょう」


「私たちが守りますわ」


『クス・・・ありがとう(微笑』


皆私を信じてくれてなんだかすごく嬉しくて暖かい気持ちになった。



さぁ、今日はどんな一日となるのかしら・・・?
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