日常編
□兄妹
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私が転校してきて、一週間が経つ。
時が進むのって早いんですね、と呟いたら瑠璃さんに笑われた・・・
何か可笑しかったのですかね?
私にはわかんないです;;
今は昼休み、友達の皆さんと一緒にお昼ご飯中です。
あ、屋上ですね。
『ポカポカしてて・・・気持ちいいです・・・・』
あったかい日差しで、うとうとしてくる。
不二「未来、寝ちゃ駄目だよ」
未来さんに頬をペチペチと叩かれて、ハッと目を覚ます。
『えへへ・・・・///』
少し、恥ずかしくなってきたな・・・
「そうだ、未来ちゃんは何部に入るの?」
友達のユカちゃんが聞いてきた。
『え?もう部活は・・・入ってますよ?』
不二「Σえぇっ!!何部!?何部なの!!」
未来さんが私の肩をガクガクと揺らす。
うっ・・・・気持ち悪いです;;
『・・・・テニス部ですけど・・・・?』
ずっと前から入っていたんですが、教えていなかったみたいですね。
「嘘・・・・・・・あのテニス部!!?」
ユカちゃんが興奮気味で私の話に食いついた。
・・・・獲物を狙う、動物みたい。
あのって、何かあるのかな・・・???