日常編

□兄妹
1ページ/3ページ

私が転校してきて、一週間が経つ。





時が進むのって早いんですね、と呟いたら瑠璃さんに笑われた・・・





何か可笑しかったのですかね?





私にはわかんないです;;




今は昼休み、友達の皆さんと一緒にお昼ご飯中です。





あ、屋上ですね。





『ポカポカしてて・・・気持ちいいです・・・・』





あったかい日差しで、うとうとしてくる。





不二「未来、寝ちゃ駄目だよ」





未来さんに頬をペチペチと叩かれて、ハッと目を覚ます。





『えへへ・・・・///』




少し、恥ずかしくなってきたな・・・




「そうだ、未来ちゃんは何部に入るの?」





友達のユカちゃんが聞いてきた。





『え?もう部活は・・・入ってますよ?』




不二「Σえぇっ!!何部!?何部なの!!」





未来さんが私の肩をガクガクと揺らす。




うっ・・・・気持ち悪いです;;




『・・・・テニス部ですけど・・・・?』




ずっと前から入っていたんですが、教えていなかったみたいですね。





「嘘・・・・・・・あのテニス部!!?」





ユカちゃんが興奮気味で私の話に食いついた。





・・・・獲物を狙う、動物みたい。





あのって、何かあるのかな・・・???
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ