トリップと合宿編
□問題発生!?
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謙「皆・・・すまん・・・俺のせいでこんな目になってもうた・・・」
俺は馬鹿や、皆に心配かけてもうて・・・
それに加奈まで怪我をさせて
白「謙也・・・謝る相手は俺等ちゃう・・・加奈や」
謙「せやな・・・でも、皆にも謝らなきゃ俺の気持ちが収まらん」
侑「日比野さんの所に行ってきーや」
謙「侑士・・・」
小「うちらは大丈夫やで」
謙「堪忍な・・・加奈のところに行ってくるわ」
心のなかに残るのは後悔だけだった・・・
あの時外に出なければ加奈は絶対に怪我はしなかったはず・・・
全速力で走り病室へと向かう。
途中でいろんな人にあったが話しかけずに通り過ぎた。
謙「・・・入るで・・・」
病室に着いて中に入る。
そこには酸素マスクをして眠る加奈の姿があった。
岩にぶつかった額からは血が出てきて止めるのには時間がかかった。
医者には命に別状はないらしい。
謙「加奈・・・スマン、俺のせいでこんな目に・・・」
横たわる手を握って誤る。
謙「なぁ、目を覚ましてくれや。ちゃんと話がしたいんや・・・」
だけど、目を覚まさなくて胸が苦しくなった。
謙「俺は・・・どうすればいいんやっ!!」
病室には謙也の声と機械音だけが鳴り響いていた。
ずっといると気が狂ってしまいそうで部屋を出ようとする。
しかし、加奈が手を握っていて離さない。
加奈の頬には涙が流れていてそれを拭き取った。
そして俺は眠りについた。