神様の落し物
□チョコの誘惑
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『んー、どうしよっかな』
あの後、校舎裏にきたら誰もいなかった。
木の枝に登って、足をブラブラさせる。
あ、ホラー的なアレじゃないからね?
『下には・・・・・ん、誰かいる?』
足元を見れば、フワフワして羊さんみたいな人が寝ていた。
『ほっ!』
シュタっと降りる。
<ベシャ>
あれだよ、グロイ音ではないからね?
『痛いーっ』
木から着地☆
しようと思ったけど・・・・見事失敗に終わる。
足を引っ掛けて墜落。
顔面から落ちた。
『人間の体は慣れないなー』
天使でも走ったりするのは得意だけどさー
「ん〜・・・誰ぇ・・??」
隣から声がした。
見てみれば羊さんが目を擦って起きている。
『羊さん、おはようございます』
「羊じゃないC〜・・・」
可愛いーっ!!!!!!
何これ!?
お持ち帰りしたいっ///
「君は誰?」
羊さんの目がパッチリと開いて、私を見る。
『ん?私は愛華だよ♪』
芥川「へー、俺は芥川滋郎!ジローって呼んで?」
胸キュンラブです!!!!
可愛すぎて・・・・・抱きつきたくなる←
『あ、これ。お近づきの印に』
私はポンッとムースポッキーを出して、ジローにあげた。
芥川「わー!ありがとう♪」
パァァァッと輝かしい笑顔のジロー・・・・可愛い///
『わーっ!!』
我慢できなくて抱きつく。
芥川「Σわわっ!」
最初は驚いてたけど、だんだん和解?して色々なお話をしてた。