神様の落し物
□天使の姿
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ふわっと宙に浮かんでいる私。
『えっ??えぇっ!!?・・・うそ、戻ってる』
背中を見ると白くて美しい天使の羽、頭の上にはリング。
そう、天使の姿に戻ったのだ。
・・・って、バレてんじゃんかぁぁぁ!!!!
どうなんの・・・私の人生。
とっ、とりあえず・・・ここから逃げよう!!!!!
スゥーっと降りていく。
だけど2階のあたりで急に羽が消えてしまった。
『うひゃぁぁぁぁぁああぁぁああああっ!!!』
今、人間の体なのにーっ!!!
私・・・もう生きていけないや☆
フフフッ、さようなら!!!!
勢い良く落ちていく。
『・・・・あ、死んだ』
地面とはすれすれ状態。
私は目を瞑った。
この後痛みがすぐ来るはず・・・・。
だけど、まったく痛みは来ない。
カイト「まったく・・・・愛華は無茶するな〜」
目を開けばカイトにお姫様抱っこをされていた。
無駄にかっこいいだろ、おい
『まぁ・・・お礼だけでも言っとく、ありがと』
肩をポンと叩いて私はまた走り出す。
その後ろでカイトは・・・
カイト「愛華が俺にありがとうって言ってくれたーっ!!!!!」
馬鹿みたいに喜んでいるカイトがいた。
〜END〜
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なんか・・・・短くてスイマセン;;
なるべく、『神様の落し物』の更新もがんばって見ます。