もう一度幸せを
□一人…二人と
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『リョーマ、こいつ等と話すと腐るぞ』
味方を…仲間を傷つけたくない。
だが、俺はこんな風にしか攻めることしかできないんだ。
挑発?をすると桃城たちが睨んできた。
桃城「テメェー…何でコイツに味方するんだよ!?」
『馬鹿だな…仲間だからに決まっているからだ!お前等はずっと過ごして来た仲間を信じないのかよ…!?』
今まで見てきた奴もそうだった…
ずっと一緒に過ごしてきたのに、勝手な理由をつけて裏切って…何が楽しいんだよ。
仲間じゃねぇーのかよ?
手塚「部外者には関係ないことだろう…」
『そうやって逃げるのかよ…』
自分に言い訳して間違いを納得して逃げる日々。
もう、そんなのは嫌なんだよ。
菊丸「うるさいにゃー!!」
こう言って拳を振り上げた。
『……』
それを俺は軽く避けた。
そんなにも殴るのが好きなのか?
河村「白雪さん、大丈夫かい!?」
あぁ、そういえば皆いたんだよな;;
『平気だ…まったく、暴力しかできないんだな』
腕を組んで菊丸を見た。
すると菊丸も見た…いや、睨んだ。
その表情は憎い者を見る目。