もう一度幸せを

□大切な仲間
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〜氷帝 桜乃視点〜


あの後、皆と別れて私は氷帝の人たちにドリンクを渡すためにコートに向かった。



テニスボールを打つ音がよく聞こえてきて、練習する姿はとても楽しそうだった。



「すごいなぁ・・・・」



テニスはすっごい好き、先輩たちのきれいなフォームについ見とれてしまう。



「お嬢さん、どうかしたんか?」



声をかけられて振り向くと眼鏡をかけている氷帝の人が立っていた。




「ドリンクを渡しに来ました・・・」




忍足「ええ子やなぁ〜、俺、忍足侑士や」



ニコニコしながら自己紹介をする忍足先輩。



「あっ、私は青学の竜崎桜乃です・・・っ!」



焦りながらも自己紹介をして頭を下げる。



忍足「よろしゅう竜崎さん♪ほな、コート行こか」



「は、・・はいっ!!」



忍足先輩にグイッと手を引っ張られてコートに入る。



跡部「あーん?忍足、練習をサボるとはいい度胸じゃねぇーか」


最初に来たのは確か・・・跡部先輩。


忍足「しゃーないやろ、マネージャー連れてきたで」


指を指されて少しびっくりしたけど・・・頑張らなきゃ!!



跡部「そうか、こいつは大丈夫なのか?」


忍足「大丈夫やろ、名前で呼ばれとるし・・・」


何の話だろう・・・・?
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