もう一度幸せを

□合宿1日目
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時刻は6時半、私は頭にタオルを乗っけてベットの上に座っている。



頬は薄ピンク色に染まっていている。



『・・・・・・7時に下に行けばいいか』



私はシャワーを浴びたところだった。



この別荘には温泉があると聞いているが、私は入らない。




私は男ということにしてあるから、入れない。




誰かに見られていたらお仕舞いでしょ?そんなのつまらなさすぎるわ。





髪を乾かしてウィッグとカラーコンタクトと付けて一つに縛る。





白銀の髪は黒く染まり、紫色の瞳は青く透きとおっている。




カラコンはすぐにはバレないと思うが、ウィッグの場合は心配ない。




『さぁ、どんな風に騙そうか・・・クスクス』




月明かりが照らされるなか妖しく美しく口角を上げて笑う姿はまるで・・・








悪魔のよう・・・
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