もう一度幸せを

□この時間(トキ)で
1ページ/5ページ

帰る途中で話しかけられ急に謝ってくる丸井君の姿。




普通は許すと思う、だけど私は




『いきなり何?迷惑なんだけど、私に近づかないでくださる??・・・まぁ、合宿中は無理だと思うけれど・・・』



冷たく凛とした表情で淡々と話す。



遥の瞳は今、何故か悲しい色をしていた。



仁王「すまんかった・・・」


そんな3人の態度が私は気に入らない。


『帰る・・・・』



3人に背を向けて歩きだす。



合宿で"と言う言葉を残して―



『景吾のところでも行くか・・・・』



小さく呟いた声は風によってかき消された。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ