もう一度幸せを

□悲しい現実
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『あ…(ラケット忘れた』


ラケット部屋に置いてきたぁー!!


どうしよっかな…


幸村「俺のでよかったら貸すよ?」


すっと出されたラケットを俺は素直に受け取った。


まぁ、本当はほしくないんだけどね!!!



丸井「真田、何かあったら運ぶぜ…ジャッカルが!!」


桑原「俺かよっ!!」


『よし、勝負だ…(黒笑』


フフッ♪楽しみだな…


真田「む、それでは行くぞっ!!」


真田からのサーブ、普通の人が見れば速い。


だけどね…俺には全て遅く見えるんだよ。


ボールに一瞬で追いつき打ち返した。


『フフ……桜乃と朋を虐めた罪は重いぜ★』


★をつけ口角をあげて笑うとその場にいた全員が固まった。


3分後…


真田「何だ此処は!?何も見えんぞ!!」


ラケットを片手に持ってキョロキョロしている真田。


柳「イップスか…やるな」



それを見てノートに書き込んでいる柳。


その隣で幸村は玩具で遊んでいるような笑みをこぼしていた。



桑原や丸井・切原・柳生・仁王は唖然としていた。


この技は…まぁまぁだな〜


だって10分の4ぐらいだしさ(笑)


『フフフフフフフッ……♪』


真田の反応が笑えて…お腹痛い…
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