もう一度幸せを
□悲しい現実
4ページ/10ページ
『あ…(ラケット忘れた』
ラケット部屋に置いてきたぁー!!
どうしよっかな…
幸村「俺のでよかったら貸すよ?」
すっと出されたラケットを俺は素直に受け取った。
まぁ、本当はほしくないんだけどね!!!
丸井「真田、何かあったら運ぶぜ…ジャッカルが!!」
桑原「俺かよっ!!」
『よし、勝負だ…(黒笑』
フフッ♪楽しみだな…
真田「む、それでは行くぞっ!!」
真田からのサーブ、普通の人が見れば速い。
だけどね…俺には全て遅く見えるんだよ。
ボールに一瞬で追いつき打ち返した。
『フフ……桜乃と朋を虐めた罪は重いぜ★』
★をつけ口角をあげて笑うとその場にいた全員が固まった。
3分後…
真田「何だ此処は!?何も見えんぞ!!」
ラケットを片手に持ってキョロキョロしている真田。
柳「イップスか…やるな」
それを見てノートに書き込んでいる柳。
その隣で幸村は玩具で遊んでいるような笑みをこぼしていた。
桑原や丸井・切原・柳生・仁王は唖然としていた。
この技は…まぁまぁだな〜
だって10分の4ぐらいだしさ(笑)
『フフフフフフフッ……♪』
真田の反応が笑えて…お腹痛い…