Gift

□彼が優しく笑った日
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*魔人ブウ戦後 設定です。



ことの発端は、悟天の たった一言だった。


悟天「ねぇ!トランクスくんって“えむ”なの?」

ト「…………はい?」

悟天「だーかーらー!!“えむ”なの?」

ト(え…“えむ”って…“マゾ”のことだよな…って何でオレがM設定なんだよ!?っじゃなくて!!何で悟天が そんな言葉 知ってんだよ!?つうか…)

悟飯「うん。トランクス、気持ちは よく分かったから1回 落ち着こう」


心の中で思っていたことを、ついつい口にだしていたようだ。悟飯にポンっと肩を叩かれ、冷静にツッコミをされた。


悟飯「だいたい悟天、そんな言葉どこで覚えたんだ?」

悟天「んーっとね、さっきブルマさんたちが、『ベジータ、結構Mだからトランクスも多分Mよねー』って お母さんと話してたんだ。だから確かめたの」

ト「……(またママの入れ知恵(?)か…)」


悟空「お〜い おめぇら!!ブルマが準備出来たってよ!!」

悟飯「あ、分かりました。すぐに向かいます。さぁ悟天、トランクス、行くぞ」

悟天「はぁい」

ト「…うん……」

3人は悟空の呼びかけで、急いでリビングへ向かった。


今日は魔人ブウに みごと勝利した お祝いで、Z戦士+その家族がC.Cに集まっているのだ。


ブ「よしっ!!みんな集まったわね!!じゃあ、魔人ブウにZ戦士の力+aで勝てたこと、孫くんが生き返ることができた事に かんぱーいっっ!!!!!」


『『『かんぱーいっっ!!!!!』』』



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ク「で、なんでトランクスはブラックなんだよ?ブルマさんとベジータが仲良くしてるから嫉妬?」


よく見ればブルマがベジータにベタベタ くっついている。
しかも何故か、いつもなら怒る自分の父親は それを拒否していない。むしろ顔を真っ赤にさせているので嬉しそう(?)である。

確かに嫉妬したくもなる風景だ。だが これは関係ない。


ト「そっそんなわけないでしょ!」

ヤ「じゃあ何だ?彼女にでも振られたのか」

ト「…なんでそうなるんですか……」

悟飯「さっき悟天に『トランクスくんはマゾなんでしょ?』ってきかれたんで落ち込んでるそうです...(ぼそっ」

ク「あぁ……なるほど」

ブ「あら?その話、さっき私たちが喋ってた内容じゃないの」


ブルマがベジータから離れ、こっちへ振り向きながら言った。


ヤ「“私たち”?」

チチ「おらとブルマさと18号だ」


一同(((嫌な予感しかしない…)))



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