GTパロ

□惑星ケルボで…
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神殿で悟空がピラフ一味によって小さくされてしまい(正確には赤い神龍に)、その為 宇宙に散らばってしまったドラゴンボールを探しだすことになった悟空・ベジータ・悟天・トランクスが今、ここ…宇宙にいる。

トランクスと悟天は宇宙へいくことを拒否したが、「修行不足」だと、ベジータに強制的に連れてこられた。

ちなみに現在は、巨人の星で1つドラゴンボールを見つけた。

悟空が小さくなった以外、ベジータは何も容姿が変わらず、ハーフの2人は現在 青年である。

そんな中、悟空たちは次の惑星へと向かっていた。

運転手のトランクスはレーダーでドラゴンボールの位置を確認した。


トラ「…えっと…南西……おっ…あそこだな?」

悟天「もう着くの?」

ベジ「あと どれぐらいで着くんだ」

トラ「多分、10分ほどで着きます」

空「じゃ、座るか」


悟空がそう言い、全員、着陸のため座席に座り、シートベルトをし
た。


ーー約10分後


トラ「では、着陸しますよ…」


シュウッ…

グラン…グラン…グラン…


悟天「ね、ねぇトランクス!何か揺れてるけど大丈夫なの!?」

トラ「お…おそらく…!!!うわっ!!」


ドガァッッッ!!!!!!


悟空たちは無事(?)着陸した。


ベジ「っつ…!!…全然 無事じゃないだろう!!トランクス!どういうことだ!!」

現トラ「いや…その…まだ着陸の運転の仕方、慣れてなくて…;すみません;」


※巨人の星では宇宙船が壊れていた為墜落したので着陸を正確にしたことがない。


空「いいじゃねぇかベジータ。無事だったんだしよ?」

ベジ「ちっ…全く…」

悟天「ねえ、あそこに村があるからさ、行って見ない?」


悟天がそう言い、4人は村の方へと向かっていった。


ーー歩くこと数分…


村へ到着すると、その村の人々は1つの家へ集まり悲しんでいた。


ベジ「…何なんだ…一体…」

トラ「…あ!!見てください!!あれ!!」


トランクスは家の奥にいる女性を指差した。

その女性の髪飾りにはドラゴンボールがついていた。


ベジータ以外の3人はそこへ飛びかかった。


悟天「ホントだ!ドラゴンボールだよ!お父さん!!」

空「あぁ!これで2個目だ!!」


バシュンッ!!


トラ「あと5個ですね…イタッ!?!?」


もの凄いスピードで何かが3人に飛んできた。


空「いってぇ…!何すんだよベジータァ…」


すると、村人たちの上をベジータが飛んできた。
そう。今の気弾を打ったのはベジータだったのだ。


ベジ「貴様ら!いきなり何してやがる!!」


ベジータは怒鳴り始めた。
確かに3人のした行動は無礼だった…だが、さすが王子と言うべきか、自分が実は1番やってるんじゃないかと言うべきか迷うトコロだ。

女性も村人も驚いている。


村人A「い、いきなり何をするんですか!!」

空「す、すまねぇ…あのな、オラたち、このボール探してるんだ」

悟天「だから、そのボール、譲っていただけませんか?お願いします!!」

村人B「そ、そんなことより、俺たちは悩んでいるんだ!!悪いが、でて行ってくれないか!!」


トラ「あの…失礼ですが、何に悩んでらっしゃるんですか?」

女性「……実は…」


女性は話し始めた。
彼女の名はレーヌと言う。

村人たちの悩みは、つい先日、いつも地震を起こして村人たちを困らせているズーナマという怪物が、明日(つまり今日)レーヌを婚約者として迎えに来ると言ったのだ。

だが、レーヌにはもう既に婚約者がいた。彼の名はドマだ。


空「そいつ、つえぇのか??」

ドマ「えぇ。とても…ですが、迂闊に攻撃すると、火山を爆発させるので、やられっぱなしなんです…」

悟天「そっか…」

ベジ「………」



空「じゃあさ、オラたちが そのズーナマとか言うやつ倒してやっから、代わりにそのボール、くれねぇか?」


悟空はドラゴンボールを指した。


レーヌ「え…?大丈夫ですか…?」

ドマ「そりゃあ、倒してくだされば、とても助かりますが…相手は火山を爆発させるかもしれないんですよ…」

ベジ「爆発させる前に倒せばよかろう」

村人B「まぁそうですが…」

悟天「じゃあ決定だ!!」

トラ「でも、どうやって倒すんだよ…まさかいきなりぶつかって戦い始めるんじゃないだろな…?」

空「大丈夫だ!今からブルマに電話かけて相談すっから」

ベジ「はあ?」


悟空はトランクスの胸ポケットからカプセルを取り出して中身を出した。その中には電話が入っていた。


トラ「いきなりポケット探らないでくださいよ…」

空「ごめんな!ちょっと借りるぞ」


いつのまに電話の使い方,場所を覚えていた悟空はボタンを押した。


トゥルルルルル…トゥルルルルル…ガチャ


ブルマ『もしもし…って あら?孫くんじゃない!!どう?旅は順調?』

空「おう!順調だ!…けどよ、ちょっと作戦考えなくちゃいけなくなっちまってさ。何か良いアイデアねえか?」


悟空は事情を話した。


ブルマ『なるほどね…あっ!じゃあ こういうのは どうかしら?』







空「なるほどな!サンキュー!ブルマ!」

ブルマ『どういたしまして!じゃあ約束 忘れないでね?』

空「おう!じゃあな!」


プチっ…


トゥートゥートゥー…
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