黒子short
□絡まる
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「僕がどんなにライを好きかわかるかい?」
赤司君の言葉に体温が急上昇する。赤司君の手がブラウスの上の方のボタンを二つほど開けた。
『ちょっ、ここではだめっ』
抵抗するも一応男と女。力の差で適うはずもない。
赤司君が私の鎖骨に舌を這わせ、そのまま肩に近いところに吸いつく。
『いたっ』
何をしたかはわかるけど、まだこの痛みになれない。でも赤司君のこの痛みはただの苦しみじゃなくて甘みがある痛みなのだ。
赤司君が離れると、そこには赤い華。それだけ確認すると、赤司君はブラウスを元に戻した。
『赤司君?』
「今はここまでだ。部活がある。何だ?それとも続きでも期待したのか?」
赤司君の言葉に真っ赤になる。なんてことをおっしゃるんだか。
「続きは帰りにライが僕の家に来い。その時にな。それから二人の時は征十郎って呼ぶんだよ」
赤司君の手が私の手をさらう。優しく握ってくれる大きな手に私も握り返した。
「ライ」
赤司君が呼んだ。
『何?』
そう返したら赤司君はこう言った。
「お前は僕だけ見てればいい」
そんなことを言った赤司君に結局私はやられっぱなしであることは間違い無さそうだ。
◎あとがき
赤司嫉妬夢です。
短いです。すみません!
赤司君の独占欲を表したかったのですが、どうでしょうか?
もうちょっとかっこいい赤司君が書けるように頑張りたい←
では、ここまでお付き合い下さったライ様!
ありがとうございました(^^)