黒子short
□Sweetie
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たしかに黄瀬君はいつもだからって抵抗はしなかった。あっくんの顔を見ると、そのまま近づいてきて、唇が重なる。チョコの香りが残る甘い味がした。
「ライちんは俺のでしょー?」
私の目の前で頬を膨らませて怒るあっくんに、胸が高鳴って笑いかけた。
『もちろんだよ』
あっくんが満足そうに笑った。
大好きな大きいあっくんだけど嫉妬深い子供のようなあっくんにやっぱり大好きだなぁって実感させられた朝だった。
(ライちん今日も午後シューティング付き合ってー)
(いいよー。頑張ったら一緒にお菓子買いに行こうか?)
(そうするー)
◎あとがき
初めての紫原夢です。
紫原は子供っぽいけどコートの中での存在感はキセキの中でもトップクラスだと思います。
その長身とスピードは相当の人じゃないととめられないんじゃないかと思います。
そのギャップが好きです。
ほのぼのとした嫉妬ネタを書いてみました。
それでは、ここまでお付き合い下さったライ様!
ありがとうございました。