黒子short

□笑って
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「もし俺が負けたらライは俺が格好悪いって思う?」

大輝が珍しく弱気なことを尋ねた。

『そんなわけないじゃん』

むしろ勝つだけのチームは全国で一つしかない。他は必ず負けを味わうのだ。

『もし負けたなら私も一緒に強くなるよ』

そう言ったら大輝は笑った。

「ま、俺に勝てるのは俺だけだけどな」

大輝の顔が近づく。そしてそのまま優しく一瞬触れるだけのキスをする。









大輝が笑ってバスケできる日を私は待ってるよ。

















◎あとがき
青峰君の初の夢です!
ヒロインちゃんは青峰君の彼女で幼なじみかつ支え役的な位置にいます。
中学まではバスケをしていた設定です。
青峰君が笑ってバスケする姿をまた見たいと思って、誰よりも青峰君の近くにいて誰よりも青峰君のバスケを応援しているヒロインちゃん。
きっとWCの誠凛戦は感動だったことと思います。

ではここまでお付き合い下さったライ様!
ありがとうございました!
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