黒子short
□俺の番
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『そっか…』
私の涙はもう止まっていた。隣にいる黄瀬君の肩に頭をおいた。
黄瀬君なら私を幸せにしてくれるかな。
黄瀬君の言葉を嘘だとは思わなかった。だから言った。
『いーよ、黄瀬君。好きになるのにはもうちょっと時間がかかるかもしれないけど』
黄瀬君は目を輝かせた。
「待つっスよ、先輩のためなら」
『…ありがとう』
黄瀬君の腕が背中に回りまた抱き締められた。
「名前で呼んでほしいっス」
『…涼太』
彼の胸板に額をつけて言った。
「ライ先輩、大好きっス」
再び涼太が私にキスをした。
◎あとがき
黒子は初の作品です。
全然黄瀬君っぽくない…。
もっと勉強します。
ここまでお付き合い下さったライ様、ありがとうございました!