黒子short
□いつか
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「ライ…」
緑間君が離れた。名残惜しく思う。でも緑間君の顔が真っ赤になったのを見て、嬉しくなった。
『…期待してもいい?』
首を傾げ尋ねた。緑間君はしばらくの間沈黙を続け、小さく言った。
「…好きなのだよ」
恥ずかしがる緑間君を見て、ついつい笑顔になってしまった。
「な、何笑ってるのだよ!?」
慌てる緑間君に正面から抱きついた。
『私もだよ』
そう言って。
その頃。体育館では。
(あー真ちゃん…しっかり告白できたかなー。あー見てー…真ちゃんの照れてるとこ見てー。でもライちゃんの可愛いところも…)
「高尾!ぼーっとすんな!」
「はーい」
二人のキューピッドが二人を心配していた。
(高尾の奴HR終わったらシメてやるのだよ)
(駄目だよー。高尾君いなかったらこうなってなかったんだし)
(ぐっ…じゃおしるこ一つで我慢するのだよ)
(それくらいならいいんじゃない?)
◎あとがき
緑間夢でした!!
口癖の使い方が正解か自信がないです。はい。
真ちゃんはとにかくずっと照れてて欲しい。
もしくはツンデレ。超ツンデレ。
たまにくるデレにきゅんってしたい←
ではここまでお付き合い下さったライ様!
ありがとうございました!