サンナミ

□多分彼女はほっとしてる
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酔っ払った時だけナミさんは俺を受け入れる


「まだまだこれからよ〜!」

すでに眠りに落ちたクルーも数人いる中でナミさんは一人大ジョッキを掲げて高らかに叫んでいる

ああ‥いつもの露出の高い服からすらりと伸びる ほんのり色づいた体や顔 食べちまいたい

「ナミさん もう勘弁してやりな」

「なによ〜ォ!サンジ君ももっと飲みなさいよ!あたしのお願い 聞けないとは言わせないわよ!」

「レディのお願いとあれば ではもう一杯だけ」

俺はふざけたようにナミさんのすぐ脇にひざをつきうやうやしく頭をさげた

普段ならば近寄れない距離 彼女の組んだすらりとした脚が鼻の先にある

ここぞとばかりに蕩ろけそうな彼女の匂いを吸い込む はぁ‥

いつもみたいになぐらねぇのな 視界が定まってないのかな

いい子ね とナミさんは俺の頭を軽くなでた

死んでしまいそうだ
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