rainbow children

□入学式
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ここは男子園。

男子しか入れないという幼稚園。

世にいう男子高校と同じことだ。
しかし最近共学にした。

そこには二人の女の子が入園してきた。


「…真ちゃん…」

緑「どうしたのだよ灰兎」

灰色の髪の毛をなびかせながら一人の男の背中に隠れる少女。

彼女は灰兎そして隠れた男は緑間真太郎。彼女の幼馴染だ。

「なんか…男の子しかいないから…」

緑「…あそこにも女の子がいるのだよ」

緑間が指差した方向には同じ状況の髪の長い女の子。

緑「一緒に行くか?」

「…ん…」

女の子のほうに歩いていく。あっちの女の子もきずいたようでこちらを向く

緑「…どうも」

『女の子…?」

「うん」

緑間はあの女の子が隠れていた男の子と話している

「はじめまして灰島灰兎です」

『はじめまして…白雪雪那です」

「女の子いないから…心配してたんだよ…」

『おなじ…!!」

「なかよくなれそうかな…?」

『うん。」


そんな会話が続きいつの間にか今日一日ですごくなかよくなったような気がする。

「一緒の教室がいいね!」
『うん」


そんなこんなで入学式が終わりみんなで教室に戻る。

その際も灰兎と雪那は手をつないで仲良く歩いて行った。
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