俺は・・・道だ

□第6話
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ジャンプボール、

火神対お父さんだ。

火神の取り得はジャンプだからな―…


しかし、ボールはお父さんが触り。新協ボールからスタート


「させねー!!」


火神がDFに入るが…

「火神!!お父さんの身長考えろ!!」

そんな言葉はすでに遅し、お父さんがジャンプシュートをきめた

あんなに縦に長いのに!!あいつそんな後ろでDFしようとしてんのかオイ!!バカじゃネェの!?

「来たぁ!!高い!先制は新協学園だ!」

「チョロイネ〜」


お父さん余裕の表情。ムカツク…


「ドンマイ!取り返すぞ!!」

主将がスクリーンでマークを外し3Pを撃とうとする、


「フリー!もらった!!」


まてまて…何やろうとしてんだおとうさん!!


その場でジャンプして3Pシュート止める気か!?


案の定そうなり、



「…マジかよ!?」


リーチが長すぎる…これじゃ横も上もだめだ、不意を突くしかなくなった…


そうだ…あれがある…!!

「黒子!」













お父さんはボールを持ちまた点を入れる



「デタラメだろあんなの…やっぱりズリーよ外国人選手なんて」

ベンチからそんな声が聞こえる、


「誠凛さんってあれ?スポコン系?」


「は?」

相手の主将が日向先輩に話しかけている。


「いるんだよねーよくさぁ「助っ人外国人ずるい!」みたいな?別にルール違反とかしてないし

 強い奴呼んで何が悪いの?楽だぜ―?アイツにボール回しゃ勝手に点入ってくし

 楽して勝つのがそんなに嫌かね?  どう?」


主将は別にフツーな目で

「楽かどうかは知んねーけどそのポリシーなら逆に文句言うなよ?

とんでもねー奴らなら誠凛(うち)にもいるし、呼んでないけどな」


「は?」




水戸部先輩がずっと火神を見ている


「大丈夫!ッスよ!!」



得点は8対3でいまは押されている




お父さんがシュートをする、

しかしゴールには入らない。


「落ちた!リバンッ!!」


「ぐっ!!」

制度がさっきから落ちている。どういうことだ?


「そう簡単には入らないわよ、なんたって…火神君がお父さんに自分のプレイをさせてないからね!」


「自分のプレイを…?


「届かなくてもやり方はあるのよ!水戸部君直伝のね!」


なるほど!わかったぞ。お父さんの体勢を崩して、プレッシャーをかけて楽にシュートを打たせないってか!!



「またダメだ!さっきから全然だぞ!!」

5本中2本か、火神ナイスだ!

「全然入んねーし外国人っても大したことねーな。」



にしても…火神ってこんなに…集中力あったか…?

もう殺気とかわんねぇ…


「ナんだヨもう!!ムカツク!!」


「クサるなよブロックされてるわけじゃねーんだ DF!!」

よし、イライラしてきてる!!


「黒子!」

「わかりました」
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