俺は・・・道だ

□第4話
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こちら住宅街、底の道路を見慣れないであろうリアカーが走る


「くっそー、信号待ちで交代ジャンケンなのに…お前らまだ一回もこいでなくネェ!?」

リアカーをこいでいる青年が言う

「当たり前だろ、じゃんけんだけは強いんだぜ?俺は」


「当然なのだよ…なぜなら今日のおは朝の星座占い俺のカニ座は一位だったのだから」

リアカーの上に乗る二人の男が言った


「占い関係あんの!?それ!!」

「ミドチマリン、わざわざ試合見に行くほどだから相当デキる?ミドリマリンの同中」


「ミドリマリン!?なんなのだよそれは!!」


「お前のとおもできんだろうな!!刹那!!」


「うん、ムードメーカーだったからね―」

「マネッ子と影薄い子なのだよ」

「それ強いの!?」


いっぽう試合方面


黒子が入ったため本調子を取り戻し始めた誠凛、


「慣れかかっていたのにまた元の薄さに戻ってやがる…!!第2・3Q丸々引っ込んでいたからか!!」



「ほっ…」

灰兎が決める

「うおお!!マジか!?差が詰まってる…!?」


日向がシュートを打つ、

現在80対82、

これが入れば同点!!


「まさか…嘘だろ…!?」


「………同点…!?今日何回目だ!!」




「…黄瀬、そろそろ、やる…?」

「あぁ…やろうかユウキ」

ユウキと黄瀬がこぶしを合わせる


火神と黒子が黄瀬達の方を見る

雰囲気が一瞬にして変わったのだ



黄瀬が黒子のマークを抜く、火神が前に立ちはだかり

黒子がバックチップをしようとするがユウキが立ちはだかりカットができないようにし、黄瀬がその隙にマークを抜ける


「黄瀬!ぶちこめ!!」

黄瀬はダンクをしてボールをぶちこんだ


「俺は負けネェっスよ…誰にも黒子っちにも…」



「…こっからは…第1Qと同じ…点の取り合い…ランガン勝負だ!」


日向が声をかけると全員の目の色が変わり、


ユウキが決めたかと思うと

火神がダンクをして返し

黄瀬が3Pでうって

灰兎がそれを同じフォームで返す。


そんなことが続き、

98対98になった、


「・・・・ッの…しぶといっ…!!トドメさすぞ!!


時間ねぇぞ!!当たれ!!ここでボールとれなきゃ終わりだ!!


日向が指令を出す、

それの通り動く

「火神、ちょっといいか?」

「?」

「ここを取れば…黄瀬とかユウキに返されない技がある…」


守るんじゃだめ!!攻めて!!


笠松がゴールの近くでうつ。

日向がマークについていたが思ったように足が動かないらしい


「くそったれぇぇぇええ!!!」

灰兎がそのボールをカットする、そして火神達がいる方向へなげる


「うわぁああ!!獲った!!マジかよ!?」


その前に黄瀬とユウキが立ちはだかる


「黒子!」

火神がパスをする、

「黒子にシュートは無い!!」

しかし、黒子はシュートを打つ、


「一回きりの単純の手…だけど…」

火神がシュートを受け取る

「…!!!ユウキ!!!アリウープだ!!!」

笠松が叫ぶ、黄瀬が飛ぶ


「させねぇスよ!!!」

「…!?」

同時に飛んだのに…黄瀬が…最初に落ちてる…!?


「テメーのお返しはいらねーよ!!なぜなら!!」

しかし、ユウキに横からかっとを入れられた、

「ブザービーターで決めれば終わりだ」


それも把握内、


灰兎がカット側にいて、カットしたのをダンクで決める

「これで終わりだからな!!!」


ダンクと同時に試合終了のブザーがなる


100対98
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