応接室の王子様

□04.大好きです
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「ねぇ、ちょっと!!名無しさん!!」

『んー?どうしたの』


いきなり友達に呼ばれて
心中びっくりしてる私



……ご飯食べてるんだけどな





「あんた雲雀さんと付き合ってるって…本当なの!?」

『ぶっ!!』


飲んでた並盛牛乳を
吹き出しそうになった私



「ねぇ、どうなの!?」

『何で知って…』


「何で知ってって…て事は付き合ってるのね‼」



目が輝いてます



「だって新聞部が危険ながら、取材に昨日行ったんだって。そしたらこの記事…」



バン!!と新聞を見してくる



『えー、何々。あ、雲雀先輩の写真…』

「そこじゃない!!ここ、ここよ‼」



『風紀を乱す奴らは咬み殺す…』


ふふっ、雲雀先輩らしいな



『““大スクープ!!““
雲雀恭弥さんに彼女発覚
手を出したら咬み殺す発言…
お相手は名無しさん名無しさんさん〜!!!?』




「もう皆知ってるわよ」




ナニヤッテンデスカー!!!!

















“「僕は君が好きだよ。君をずっと見てた。だから前、咬み殺さなかった」“


あの日から早3日。



雲雀先輩と付き合う事になりました





今でも信じられません





今日はメールで応接室に
呼ばれてます!!




((新聞の事も聞こう))
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