ゆきやなぎ

□主人公はもはや弟だ。
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あれから色々あって3年。
僕がクロスに会って1ヶ月後クロスがアレンを拾ってきた。
それからもうアレンは何故か僕に懐いた。
僕もアレンは元々嫌いじゃなかったから普通に仲良くなって、今やもうアレンは弟みたいだ。
そして僕はかなりのブラコンになったと思う。
ていうか思ったんだけど原作一年前って言われたのに4年前に来てるのなんでかな。

「アレンよ。」
「はい師匠。」

そして今は単行本第1巻の66Pに出てくるあのシーンだ。
僕は今知られざる英雄《ミスターアンノウン》使用の上でクロスの隣に立っている。
…いや、だって金槌で叩かれるの止めないで嫌われたらいやだけど心配だし…。

「お前…本部の場所は知ってるよな?」
「………はい?」
「俺のゴーレムと名残惜しいが麗を代わりにおいてってやる。コムイという幹部にも紹介状を送っといてやるから…」

あ、余計なこと考えてるうちに大分進んだ。
クロスが金槌を構え、アレンに近寄る。
アレンも後ずさる。

「目が覚めたら出発しろ」
「まさかバックレる気ですか師匠!?」

アレンの言葉をスルーしてクロスは金槌を振り上げる。

「俺、本部キライなんだよ」

次の瞬間“ゴッ”と言う音が響き、僕は知られざる英雄《ミスターアンノウン》を解いた。
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