さんきゅー!

□家に帰ると彼氏の猫が出迎えてくれました。
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学校からの帰り道。
ちょっと色々あってとてつもなく彼氏のみーちゃんに会いたい気分。



「あーもう…なんであの先生はあーやってさ…ブツブツ…………みーちゃんに会いたい…
ただいまー…」


そう言いながら自宅のドアを開ける。
すると中から聞きなれた猫の声が聞こえた。





「ニャー」




…あれ?



「ななちゃん…だよね。
 うん、ななちゃんだね。」

「にゃっにゃっ」



もう一度確認しよう。
ここはうち、自分の家!

とりあえず玄関に居たななちゃんを拾ってリビングに入る。




「んー…zzz…」




居た。
うちのリビングのソファに猫みたいに丸まって寝てるみーちゃんが。


「んん……ぅー…zzz…」


なにこれかわいい。
てかなんでうちでみーちゃんが寝てんの、どうやって入ったの…。
まぁそこらへんは突っ込まないどくよ、全くもう。




「みーちゃん、みーちゃん」

「ぅー…まだ、」

「何がまだなの」

「ねる………」

「だめ。起きて。」



一向に起きる気の無いみーちゃんをぺちぺち叩く。



「やぁー………まだ5時だよママ…」

「誰がママだよコノヤロウ。
 こちとらまだれっきとした女子高生じゃ。」

「ぁー…………なまえ…おはよ…」



みーちゃんがむにゃむにゃしながら目をこする。
とりあえず私はみーちゃんにうちに居た理由を聞いてみる。



「みーちゃんみーちゃん、何でうちにいるの?」

「んー…?
 あのね、なんか寂しくなったから…なまえに会いたくなっちゃって、来ちゃった…」



首をこてん、としながらこっちを見てそんな可愛い事を言うみーちゃん。
何コレ、可愛すぎるでしょ…




「よしよし…ww」

「なまえっ」



抱きついてきたみーちゃんを抱きしめ返す。
なんかイライラも全部吹っ飛んじゃったみたい…なんでこんな可愛いんだろ。





寂しがり屋で甘えん坊な君
(そういえばみーちゃん、どうやって家入ったの?)
(勝手に合鍵作った)
(…おいっ(゚Д゚;))



111025
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2112キリ番、 酉乃様に捧げます!(*>ω 遅くなってしまったうえにこの上無い駄文…申し訳ありません…゚(゚´Д`゚)゚

甘えん坊なみちゃが書きたかったんです!
というかぶっちゃけ「まだ5時だよママ…」が書きたかったんでs((((


雨音
 

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