夢小説(ギャグマンガ日和)
□近くて遠い
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ある朝、僕の隣に誰かが越してきたようだ。
僕はあるマンションの一室で一人暮らしをしている大学生だ。
僕の隣の部屋はしばらく空き部屋になっていた。
今日は日曜なので、大学は休みだ。
その日の昼下がり、隣に越してきた住人は
僕の部屋にあいさつをしてきた。
僕はその人を見て、心底驚いた。
曽「さゆりさん...!?」
『曽良...!?』
さゆりさんは僕より三つ上の幼馴染だ。
僕が昔住んでいた家は、ちょうど彼女の家と隣同士だった。
昔はよく一緒に遊んでいたが、成長するにつれ、
一緒に遊ぶ機会が減っていった。
僕は今、思いがけない人の登場で、柄にもなく混乱している。