夢小説(ギャグマンガ日和)

□夏祭り
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豆岡高校生徒会室にて


閻「夏祭り行きたいなー」


生徒会長の閻魔が呟いた。


太「私も祭り行きたいでおま!」

妹「太子!まだ仕事残ってるでしょうが!」

太「なんだよお芋のけちー」

妹「芋っていうなこのアワビが!」

芭「曽良くん、夏祭りだって!
私も行きたいな〜」

曽「じゃあ出店のものを
芭蕉さんがおごってください」

芭「ええ〜!?」

鬼「ていうかいいんですか?大王イカ。
まだこんなに仕事残ってるんですよ」

閻「いいじゃんいいじゃん!
息抜きだと思えばいいじゃん」

鬼「アンタ年中息抜きしてんだろがー!」

閻「ぎゃあー!爪はやめて!爪はーーー!!」


閻魔の一言で、太子、妹子、芭蕉先生、曽良、鬼男は祭りに行くか行かないかで
もめ始めた。そのとき、


『いいんじゃないですか?』


生徒会の紅一点のさゆりがそう言った。

さっきまでもめてたメンバーは黙り込み、
さゆりの顔を見る。

屈託のない笑顔でさゆりは続ける。


『たまにはいいと思います。
妹子くんも鬼男先輩も、仕事ばっかじゃ
疲れるでしょ?
明日、ちょうど学校の近くで
祭りがあるみたいなので、みんなで行きましょう』

妹「...まあ、そこまで言うなら行こうかな?」

鬼「...僕も」


妹子と鬼男はさゆりの笑顔に負け、
祭りに行くことになった。

とたんに閻魔は笑顔になり、


閻「よーし!じゃあ明日の午後6時に
この学校の正門集合ね!
それじゃあ、今日は解散!」


と言い残し、ルンルン気分で生徒会室を出た。
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