夢小説(ギャグマンガ日和)
□殺人の理由
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『むごい...何でこんな...』
女刑事であるあたしは、最近ちまたをさわがせている
連続殺人鬼が起こした事件現場に来ていた。
現場には刃物で斬殺された
男性の死体が地面に転がっていた。
そして、それをほくそ笑みながら見下ろしている
返り血を浴び、血のついた刃物を持った
若い顔立ちの整った美青年が突っ立っていた。
おそらくこいつが殺人鬼だろう。
その殺人鬼らしき人は、ゆっくりと口を開いた。
曽「何でかですって?
事件を起こせば刑事になったあなたに
会えると思ったからですよ、さゆりさん」
あたしに会えると思った...?
こいつ、あたしのこと知ってる?
『どういうこと...?
だいたいあんた誰!?』
感極まってそう叫ぶと、
相手の男はほくそ笑みながら、
ゆっくりと口を開いてこう言った。