夢小説(ギャグマンガ日和)
□セーラーパニック
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あたし、さゆり。一応鬼です。
冥界で鬼男くんと一緒に、閻魔大王の秘書をやっている。
今日は鬼男くんが地獄の見回りに行っている。
それをいいことに、大王は仕事をさぼっている。
見かねたあたしは、大王に仕事するよう
声をかける。
『大王、仕事してください』
閻「んー?さゆりちゃんが
セーラー服着てくれたら仕事する」
まーたセーラー服かよ。
この変態が。
『嫌ですよ』
閻「そんな即答しなくたって...
いいもん!さゆりちゃんが嫌がっても
着せるから★」
『その★うざいです。
爪で刺しますよ』
閻「できるんなら...ね」
...何だろう...大王の顔が妙に怖い...
口元は笑ってるけど、顔が笑ってない...
そのまま大王をじっと見ていると、
なんと大王の手には、鬼封じの札が握られていた。
嫌な予感を感じて逃げ出そうとした...が
か...体が......
動かない...
まさか...
視線を自分の胸元に移すと、
もう既に札が貼られていた。
『しまった!』
閻「ふふふ...さあ、もうこれで
さゆりちゃんは動けないし、
セーラー服、着てもらおうかな〜?」
『い...いやあぁ!
鬼男くん!助けて!』
閻「鬼男くんはしばらく帰ってこないよ?
じゃ、早速...」
そう言って大王は、あたしの服を
脱がそうとする。
『い...嫌あっ!
いやあああああああああぁ!』
END