創作物

□質問です。
1ページ/1ページ



◆リクオ先生、質問です。

「なんだ?」

◆氷麗さんとの出会いは?

「あぁ、氷麗が入学式の前に転んだらしくてな、手当てで保健室に来たのが最初だな」

◆氷麗さんは生徒ですよね?何で好きになったんですか?

「何でって…そりゃぁ礼儀正しい、姿勢良い、慎ましい、可愛い、綺麗、家事上手、しっかりしてるはずなのに何処か抜けてて…とにかく!氷麗の全部が良いんだよ」

◆先生と生徒って恋愛禁止じゃないんですか?そのわりに結構堂々としてますよね?

「…だって公認だもん」

◆…どうやって?

「まぁ最初は俺が氷麗ばっかり可愛がってて、氷麗になんで私なんですか?って言われてなぁ、そこで告ってモノにしたんだ。それからしばらくして学年主任の鴉に見つかってな、色々言わせたぜ?」

◆でも今はそんなことなさそうですよね?

「だって婚約してるし、うちが旧家なのは知ってるよな、で氷麗の実家は華道の家元だから。親同士が決めた婚約者ってことになってる。だから堂々とイチャついても問題無し!」

◆…互いの実家を巻き込んだのですね

「だって俺の親父やじじぃは雪麗さんと昔から知り合いだったし、氷麗の母親に会って許しを貰うのは簡単だった」

◆そうですか、では最後に氷麗さんにお言葉を

「…今日こそは一緒に風呂入るぞ、隅々まで洗ってやるからな!」

◆あ、氷麗さんが逃げましたね

「何ぃぃ!?じゃあな、俺は氷麗とバスタイムだからこの辺で!」


走り去ったリクオ。


◆これでオープンな先生と生徒関係が解ったような…感じですね。



ーーーーーーーーーーー

何かわかんなくなってきたぞ…?氷麗ちゃんはきっと隣にいたんだね。今度は氷麗ちゃんに聞きましょう。





 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ