キミと私の物語
□出会い
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その日の帰り。
岳人と別れ、帰宅する途中で一人の女の子が走って横を通っていった。
ドキッ・・・
何故か高まる心臓の音。
氷帝の制服を着ていた。
あんな子、ウチの学校にいたんか?
そんな事を考えていたらすぐに家に着いた。
「忘れるところやった。メアド登録してなかったんや」
今日交換したメアドを登録し、メールを送った頃には10時になっていた。
「あかん、はよ準備せな・・」
明日の準備に取り掛かろうとした時、メールがきた。
面倒だったが返さないわけにもいかなっかったので携帯を開くと、知らない人からメールがきた。
本文には、
誰ですか?
と一言書いてあった。
メアドを間違えて打ってしまっていた・・・。
自分から送ってしまった間違いメール。
謝らない訳にもいかないので渋々謝罪文を送った。