キミと私の物語

□出会い
2ページ/3ページ

その日の帰り。


岳人と別れ、帰宅する途中で一人の女の子が走って横を通っていった。


ドキッ・・・


何故か高まる心臓の音。
氷帝の制服を着ていた。

あんな子、ウチの学校にいたんか?

そんな事を考えていたらすぐに家に着いた。



「忘れるところやった。メアド登録してなかったんや」


今日交換したメアドを登録し、メールを送った頃には10時になっていた。


「あかん、はよ準備せな・・」


明日の準備に取り掛かろうとした時、メールがきた。

面倒だったが返さないわけにもいかなっかったので携帯を開くと、知らない人からメールがきた。


本文には、


誰ですか?


と一言書いてあった。


メアドを間違えて打ってしまっていた・・・。

自分から送ってしまった間違いメール。
謝らない訳にもいかないので渋々謝罪文を送った。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ