けいおん!

□唯×梓
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先輩達が卒業してもう1ヶ月たった頃の話

梓は春休みに入っていた。

ギターの練習をしても落ち着かなく、散歩に行くことにした。

「これからどうしよう」

先輩達がいなくなって部員は3人。憂と純が入ってくれたけど後1人入らないと廃部になってしまう。

どうしようかと悩んでたら、いつの間にか平沢家の前に来ていた。

「ここに来ても意味ないのに...」

そう思って帰ろうとしたとき

「あれ、あずにゃん?」

「唯先輩!なんでここに?」

「だってここ、私の家だし...」

確かに...こんな質問をすることがおかしく思う。

すると

「あずにゃぁぁぁん」

いきなり抱きついてきた。

「ちょっと唯先輩、恥ずかしいです」

「あずにゃん柔らかい」

こんなことされなくなるのも時間の問題だと思いながら、自分の悩み事がなくなっていたのに気づいた。こうして唯先輩が抱きついてくれたから悩み事がなくなったと思いながら

「唯先輩、ありがとうございます」

「あれ、何か言った?」

「いえ、何でもないです」

これからもがんばっていこうと思った1日だった。

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