Novel Library 4

□TURNING POINT Q&A
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修斗
「いや、普通に危ねぇだろ。 妄想まみれで生きてる痛い人なんだから」
弘瀬
「失礼なっ つか、弘瀬のコトはどうでもいいんだよ! 今日はあんた達のQ&Aなんだから。 黙って質問に答えろっ!」
奏多
「黙ったら、答えられねぇけどいいの?」

 4人 爆笑

弘瀬
「いちいち揚げ足を取るなっ まったく、もう」

 気を取り直して

弘瀬
「それじゃあ、Q&A始めるよ。 まずはオーソドックスに好きな食べ物は?」
修斗
「うへ〜、つまんねぇ質問」
弘瀬
「うるさいっ 早く答えろ!」
孝輔
「ウザい。 サッサと答えて終わらせようぜ。 俺はメロンパンってコトで」
奏多
「俺はいちご牛乳」

(そーいえば、LUNCH TIME PANIC で、そんなエピソードあったなぁ……懐かしい(´∀`))

修斗
「つか、いちご牛乳って食べ物なのか?」
奏多
「いーだろ別に。 そういう木下は何なんだよ」
修斗
「俺? 俺は颯生の作った物なら何でも好き」
孝輔
「好物とは意味が違ってないか?」
奏多
「バカップル…」
颯生
「ちょ、俺まで同じ括りにしないでよ」
修斗
「え? 颯生、それって何か酷くね? 愛が感じられない」
颯生
「うるさいな。 修斗がそんなコトばっか言うからバカップルって言われんだぞ」
弘瀬
「まぁまぁ、で? 颯生クンの好きな食べ物は?」
修斗
「そんなの決まってる、俺の――っ!?」

 何を言おうとしたのか、颯生にグーパンチをくらう修斗

颯生
「俺は、好き嫌いは無いけど、強いて言うならてっちり≠ゥな?」
奏多
「なんだ、それ。 めっちゃ渋いチョイスだな」
颯生
「だって、フグはどうしたってお店じゃないと食べられないだろ? 普通に家で食べられない分、好きになったというか…」
修斗
「そういやさ俺の知り合いの話なんだけど、ふぐ料理の店でバイトしてた奴がいてさ。 フグ出してる店って、時々保健所の抜き打ち検査がはいるんだって。 んで、その店は県条例違反の内臓とか出してたから、保健所の手入れが入ると俺の知り合いがフグの内臓の入った桶を持って店の外に走って逃げる係だったんだって。 なんか笑えね? 桶を持って走るバイト」←実話(笑)
 
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