思いつき駄詩

□叫んでも、
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君はとっても難しいよ

思わせぶりなことばかり言って

僕を困らせるんだ



君はとってもすごいよ

君だけなんだ僕のこと

こんなにどきどきさせるのは




君にとって僕は世界の一部でしかないのだけれど

僕からしてみれば君自体が僕の世界なんだ



君で世界が染まっていくのは

とても苦しくて

胸が痛かった

息切れがしそうだった

動悸が激しかった

病院に行っても治らないことは知っているから

僕は症状を知らない振りした




君は誰の事を思ってるの?

そんなこと怖くて聞けないよ

君はその人を愛してるの?

反応しだいでは苦しいよ



誰か、この症状を治せるお医者様はおりませんか?

都会の中心で叫んでもいいかい


誰か、この動悸ごと僕を殺してくれませんか?

世界の中心で叫んでもいいかい


誰か、この僕の思いを伝えてはくれませんか?

銀河の中心で叫んでもいいかい


誰か、その返答を僕に届けては渡してはくれないか?

宇宙の中心で叫んでいいかい



都会の、世界の、銀河の、宇宙の

全ての中心で

君に対する愛を

君だけに対する愛を



叫んでも、いいかい

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