とある魔術の金属支配
何かを得る為には。
何かを失うしかない。
誰かを護りたいなら。
誰かを傷つけるしかない。
しかし。
そんな理を"否"と断じた少年がいた。
そんな常識を嫌というほど身に刻み込んだ、少年がいた。
その少年達は思う。
誰かが傷つかなきゃいけないなら。
誰かが傷つきゃなきゃ誰も救えないなら。
誰かが傷つきゃなきゃ神が赦さないと言うのなら。
俺がその咎を背負うと。
俺がその幻想をぶち殺すと。
この物語は。
そんな少年達が交差する。
そんな物語。
〜とある魔術の金属支配〜
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