妄想から生まれた短編集

□短編集
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ルクハロ設定

俺の名前はルーク・フォン・ファブレ。
一応、キムラスカ王国の公爵家子息らしい。
らしい、と言うのは俺が10歳の時にマルクトに誘拐されて心因性の記憶障害になり、家に戻って直ぐに原因不明の高熱に犯されてしまい急遽、ベルケンドで診療を受けて以降、家に帰って居ない為余り自覚が無いのだ。
それに・・・
「ル〜〜〜ク〜〜〜!」
俺を呼ぶ研究者・・・
天災・・・基、天才ハロルド・ベルセリオスの存在が会った為、家には帰りたく無いと言うのが本音だったりする。
「新しいサンプルが届いたから解剖するわよ!」
その柔らかいピンク色の髪やつぶらな瞳。
そして、とても庇護欲をそそる華奢な体付きと裏腹に研究には一切の妥協を許さない確固たる意志。
それら全てに惹かれ切った俺に、家に帰ると言う選択肢は既に存在していない。
気まぐれなのかどうなのか解らないが俺をサンプルにせず周りにのみ被害を撒き散らす彼女の後始末も慣れた物だし、徹夜が続いてフラフラな彼女を抱えて行く役目も俺だけの物(誰もハロルドに近づきたく無いのだがbyたの研究者たち)
そして今日もハロルドの実験が始まる。






「ぐっふっふっふ。この薬で多分何とかなるわ♪個体振動数さえ変えちゃえば問題無いわね♪」




某紅鶏に合掌
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