私達の翼
□東京クライシス
2ﾍﾟｰｼﾞ/11ﾍﾟｰｼﾞ
千早「・・・・はい？」
真美は黙って千早を手招きした
千早は真美と同じように頭だけウェポンヴェイに突っ込む
千早「うわあ！
すごい！」
ウェポンヴェイには奥まで続くミサイル発射装置の束
そして
雪歩「・・・すぅ〜
すぅ〜・・」
規則正しい呼吸を繰り返す雪歩がいた
千早「あぁ・・そういえば・・
ここ数日私達の機体の改良で寝てなかったのよね」
真美「疲れてたんだね」
雪歩「ん・・・ん？」
千早「あ、起きましたか？」
真美「雪姉」
雪歩「あれ？、千早ちゃんと真美
あ！
今何時？」
千早「えぇと、午後４時です」
雪歩「よ、よかった
あまり寝てない
急いで終わらせよぅ」
千早「あの、なにか手伝いますか？」
雪歩「ありがとう
でも、とくに手伝ってもらうことはないかな」
千早「そうですか」
雪歩「うん」
真美「大丈夫かな？」
千早「大丈夫なんじゃない？
無理に手伝ったら迷惑かけるかもしれないし」
真美「そうだね」
ガシャーン！
雪歩「はわわー！
またやっちゃいましたぁ
こんなダメダメな私は穴掘って、ってだめ！
こんなことしてたらいつまでたっても終わらない
終わったら真美と一緒に仮眠が待ってるんだから
『ガラガラガラカラ！』
はぅああ！
今度はミサイルが落ちたー！」
千早「・・・大丈夫よね？」