祖国の妹となってみよう!
□第四章
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ガチャ
桜「すいません、遅くなりました!」
仏「あ、桜ちゃん。ごめんね。一人にさせちゃって・・・・」
桜が入って来てから、フランシスが言った。
仏「アーサーがスコーンを作ったって言ったから・・・つい・・・本当にごめんねっ」
桜「大丈夫ですよ。気にしてませんから!ところで・・・そのアーサーは・・?」
仏「え?あぁ・・・紅茶が冷めたっていって、作り直してるよ。」
その言葉を聞き、桜は、自分の所為だ。と思った。
えっと・・・どうしましょう。これは、私の所為ですよね・・・。
謝るべきですよね・・・!
アーサーが来たら、謝りましょう!
それが良いですよ・・・ね?
仏「えっと・・・桜ちゃん、どうかしたの・・?」
百面相をしていた、桜に、フランシスは
どう居たのかと思い、声をかけた。
桜「え、あ、すみません、ちょっと考え事を・・・。」
仏「桜ちゃん、自分の所為だって思ってない?」
え・・・なんでわかったんでしょう・・・!
桜「な・・・なんで、わかったんですか・・?」
仏「ん?それはー・・・お兄さんの愛のパワーだよ♪」
桜「あ・・・愛?」
仏「そうだよ〜・・・お兄さんから、桜ちゃんへのね〜」
私に・・愛・・・ですか。
あ、家族愛的な奴ですかね!
フラ兄さんは、私のもう一人のお兄ちゃん的存在ですもんね!
桜「ありがとうございます、フラ兄さん!」
ガチャ
丁度、アーサーが入れ直してきた紅茶を持ってきた。