鈴の音と下駄の足音

ハロー、絶望の日々
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そう言って、彼らは一歩近づく。



「あ、あ――!!!UFOだー!!!」


もちろんそんなのいるはずもなく。


あたしが空を指差してそう叫べば、あたしの思惑通り彼らは一斉に空を見る。



「な、なんだ?ゆーふぉー?」


「お、おい今なんて言った…?ッて…あれ?何処行った?


彼らが振りかえった時には、あたしは彼らから約2メートルの距離を取ったとこだった。


「だ、だから…そんな警戒すんなって。」


「あわわわわわわ!!!」


「「「ッ!?」」」


いきなり叫びだすあたしにさすがに男も一瞬ビックリしたよう。


「お、落ち着きましょう。一回落ち着きま「お前がな」…」


な、なんてこった。男にツッコミを入れられてしまった。日向沙織、一生の不覚…じゃなくて!!


「そ、そこから一歩でも近づいてみなさい!は、張った押すわよ!!」


「…」


「…ッ」


「分かった分かった。近づかねぇから…。…お前、どっから来たんだ?」


「……あ、あなた達に話すことなんて何もないわ!」


そう言って走り出したあたし。…だが、


「おッおい!待てよ!」


翡翠色の目をした人が追いかけてきて…、


パシッ


「ッ!!!」


「まだ話は……あ、あれ?」


「おい平助…その子…、気失ってね?」


「……お、俺何にもしてな…い…」



あぁ。此処は何処ですか?貴方達は誰ですか?


蕁麻疹発生しました。






グッバイ
中途半端な日々

(あー。)
(これからどうなるんだろう)



―--



始めちゃいました!


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