ろんぐ

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*冬子*



「いい天気。旅行日和ね」


着いたのは、温泉街。

ひとりという若干寂しい旅行ではあるが、無料なのだ。楽しまなきゃ損である。





こうやってのんびりするのは好きだ。


ひとり観光地を回っていたら、知った声が聞こえた気がした。




「みてみてっ!!!あ、あっち行ってみようよ」


「…引っ張んなって」






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