ろんぐ
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＊冬子＊
中学のときから黄瀬は人気だった。
持ち前のスタイルのよさと抜群の運動神経。
人気になるのは当たり前だった。
それは１つ上の学年であっても同じことだった。
だけど、わたしはどこかやる気のない黄瀬が嫌いだった。
そんな考えが変わったのは、彼がバスケ部に入ってからだ。
練習が終わった後の１on１。
毎日毎日、大輝を相手に負けても負けても挑んでいく姿。
その後ろ姿を見ていつからか応援したくなった。
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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