小咄
突破文をちらほらと。
◆ホスト元親と拾いっ子梵天丸
「あぁ?金環日食だぁ?」
「Ya!」
稀にしか見れないのだと服の袖を引っ張っていう梵天丸に負けて重たい腰を上げる。
正直どうでもよかったし仕事明けの体には酷だったのだが嬉しそうな梵のお願いを無下にできるわけもなく。
これで見ろと無造作に渡された観測グッズをあてて奇妙な明るさの空を見上げれば、それはちょうど光がリング状になったところだった。
「へぇ……」
映った景色に思わず感嘆の声を上げる。
「スゲーだろ?」
まるで自分のことのように誇らしそうに言う姿が無性に愛くるしく感じて小さな体を抱き上げた。
そのまま肩に乗せてやってからゆっくりと歩き出す。
このまま家に帰ってしまうのはどうも惜しいような気がして、柄にもなく少し散歩でもしてみようか、と。
「スゲーな」
「だろ!!」
「おぅ。でかした」
もう一度、スゲーな、と呟いて支えるための幼い足をポンポンと叩いた。
2012/05/22(Tue) 07:22
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◆no title
俺の認めた真田幸村は、バカ正直でこんな屈折した戦乱の世の中にいながらまっすぐな奴だった。
まっすぐな奴だったのに!!
「堂々と浮気たぁいい度胸してんじゃねぇか。あ゛ぁ゛?」
「ご、誤解でござる政宗殿!」
「shut up!なぁにが誤解だ!せっかく俺が会いにきてやったってぇのに、猿使って追い返そうとするわ大量な軍勢でくるわ、あげくの果てに俺の可愛い部下たちがやられてるのを黙って見てただァ?」
「うっ…」
「しかも石田の肩ばっか持ちやがって…これのどこが浮気じゃねぇって言うんだよ!」
「違いまする!!」
「Ah゛!?どの口がそんなこと言うんだよ!」
「誤解でござるぅぅぅ」
こうして蒼紅は果てのない戦いを続けるのだ。
小説を読んでて思いついた\(^o^)/
最初はがっつり小政のくせに途中は幸政ルートに変更されるというね
2012/01/26(Thu) 18:33
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◆慶政/死ねた
懐かしい残像がこっちだって笑ってる。
早く来いって、もういいよって言ってる。
もういいか
俺は生きなくてもいいか
押しつぶされそうな重荷を捨てて
先に逝っちまったアンタのとこに逝ってもいいか
あぁ
ゆらゆら揺れる
最後に見た残像《アンタ》は
眉をしかめて笑っていた
曲を聴いてて思い浮かんだ
2012/01/18(Wed) 18:39
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◆宴より派生
「あの子はいい子だった!」
プチン―…
「じゃあそこのくのいちと仲良くしてればいいじゃねぇか!!」
「え、ちょ、政宗っ?」
「さっきから聞いてりゃあかすがちゃんかすがちゃん言いやがって!!」
「いやあの、これセリフだから…」
「Shut up!お前なんかもう知るか!帰る!」
「か、帰るってちょっと!政宗ー!!」
佐「…、これ、どうすんの…?」
小「政宗様は一度臍を曲げるとなかなか治らんからなぁ」
謙「ではほかのしーんのさつえいをさきにすませましょうか」
小「だな」
佐「これ、撮り終わるのかな…」
宴してたら脳内で萌滾った結果
2011/12/26(Mon) 18:43
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◆親政/現代
「政宗〜」
「Ah?」
「ちゅー…うぎゃ!」
突然目の前に迫った元親の顔にギョッとして押して遠ざける。情けなく漏れる潰れた声を出して顔をさすっている姿にクツクツと笑みを零した。
「残念だったな、darling?」
「くぅ〜っ、いいじゃねぇか減るもんじゃあるまいし!」
「だってチカ、ぽっきー持ってねぇじゃん」
だからだめ。
にやり、と笑みを作って唇に指を押し当てる。
その姿が余りにも妖艶でゴクリと生唾を飲み込んだ。
2011/11/11(Fri) 18:15
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◆No title
気づいた時には遅かった
漸く自分の気持ちに気がついたっていうのに、アイツの横ではもう違う奴が立ってて。
アイツは幸せそうに笑ってて。
全てが遅すぎたんだって、今更気づいた自分に小さく舌打ちをした。
誰の考えなのかはご自由に。
2011/10/28(Fri) 19:32
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◆佐政
置いていかないで
置いていかないで
これで終わりなんて
そんなこと言わないで
好きだよ好き
今もまだ好きなんだ
だからさ
独りで孤独に生きないで
分かってるんだ
君は傷つけるのが怖くて
俺がひとりになったときのことを考えて
身をひこうとしていることぐらい
ずっと見てきたんだ
分からないはずがないでしょう?
だから
ひとりにしないで
俺が支えてあげるから
赤く腫れたその目元が
君の気持ちの証拠
2011/10/24(Mon) 08:01
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◆親政/学パロ
つまらない。
机の上に頬杖をついてひっそりと溜息をついた。
繰り返しただ過ぎて行くだけ日常は何の魅力もなくて退屈だ。
しかも今は定期考査前と言う嫌でも周りがピリピリと空気を張りつめさせる時期で友達にちょっかいを掛けるわけにもいかない。
ずらりと意味のない文字が黒板に並べられていくのを視界の隅に入れながらなんとなしにグランドに目を向けた。
どこかの組が体育をしているようで外からは楽しそうな声が聞こえてきて俺もそのぐらいはしゃぎまわりたいモンだとつくづく思う。
そのまま何の当てもなく視線を巡らせていればある一点で視線が止まった。
きらきらと日の光を浴びて輝く銀色のソレ。
あれは地毛なのだろうか。
あんな派手な髪色したヤツなんて見たことがない。
少し興味がわいて視線で動き回る銀色を追いかける。サッカーをしているようであちらこちらに声をかけて人一倍走る姿に何故か笑みがこぼれた。
不意にソイツが動きを止める。
何事かと小さく首を傾げれば、次の瞬間ソイツは首を巡らせこっちを見てニッと笑った。
伊達が見てるのをなんとなく察知できる電波寄りな元親w
2011/10/10(Mon) 23:04
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◆親政/甘
お前が、好きで好きでたまんねぇんだ。自分のこんな感情なんて知らなくて、どうしたらいいのか分からなくて1人泣いて。解決策なんてものが出るはずもなく毎晩瞼が重くなって。
そのたびに心配性の腹心がおれの肩を抱き寄せてた。
だから、アンタが俺が欲しいって言ってくれたとき、嬉しくて仕方がなかったんだ。
これで近くにいられるって思ったんだ。
だから今、俺を組み敷いて苦しそうに悪ぃ、って言って恥ずかしそうに一目惚れだったって言ってくれることに、どうしようもない幸せを感じてんだ。
だから、なぁ、俺の気持ち、決めつけないでくれないか。
その長い告白が終わったら、ちゃんと俺の気持ち伝えるから。
無垢なまーくんめざして撃沈。
2011/09/27(Tue) 18:09
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◆幸政/狂愛ちっく
「どうやら、泣きすぎちまったみてぇだ」
貴方は赤くなった目尻を恥ずかしそうに指先でなぞりながら笑う。
俺は全く笑えなかった。
だってきっと、貴方の涙は俺の心無い一言のせいだって見当がついてるから。
「なぁ幸村」
「はい」
「あんたは、こんな俺を愛してくれるのか?」
「えぇ。俺は、貴方しか愛せませぬ故。」
あぁそうだ。
俺は貴方しか愛せない。
だから他の者に興味を示そうものならば、貴方を振り向かせるために俺はなんだってするでしょう。
「さぁ、今日は政宗殿にとって記念すべき日でござる。共に祝いましょう。」
「クク…Thanks、darling?」
片方しか見えていない目尻に口づけて、ゆっくりと押し倒した。
あぁぁぁあああ!!!!!
まーくんの誕生日忘れてたぁぁぁあああ!←←←
と言うことで急遽こしらえたので意味不明文に(^^;)
狂い愛されてればいいよ!!
2011/09/05(Mon) 21:56
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