短編
□11月22日
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今日は11月22日
ということで。
「まーさむね」
「Heyチカ。」
「ん〜?」
「…重たいんだよっ!」
政宗の膝を無理やり枕にして寝っ転がっていた元親はかなりの強さで頭を叩かれた。
「いっ…!今手加減なしで殴っただろ!?」
「Ah?殴ったなんて人聞きが悪ぃな。大好きなdarlingの為にその可哀想な頭を何とかしてやろうという、いたいけなhoneyの心遣いだろ。」
「…それさ、貶してんのか?それとも誉めてんのか?」
「もちろん後者だぜ?」
にっこりと極上の笑みを見せられてしまえばもう反論する気なんて無くなる。
「お前には適わねぇなぁ…」
「何か言ったか?」
「いんや?我が家の奥さんは別嬪だなぁっていったんだよ。」
「You゚re shameful fellow…」
「これからも宜しくな?」
にかっと無邪気に笑って政宗の後頭部へと手を伸ばす。
「仕方ねえから宜しくしてやるよ」
意地悪く笑って、引かれるがままに口づけた。
それはまるで砂糖菓子のようだったという。
―END―